2015年01月19日更新
第22代阿部家当主がお出迎え。歴史ガイドとめぐる日帰りバスツアー!
開催日&会場 |
2014年12月6日(土) 埼玉県行田市・川越市 |
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開催場所 | 関東 |
来場者数 | 27名様 |
歴史ガイドによる解説に加え、阿部家22代当主を迎えし、映画「のぼうの城」で注目が高まった「忍城」とその城を攻め落とせなかった石田三成が築いた「石田堤」、さらに、小江戸といわれる人気スポット「川越」を散策する、1日盛り沢山の歴史探訪バスツアーを開催しました。
始まりました!今回のバスツアーは「忍城」と川越散策。さて、こちらは便利アイテム「ガイディングレシーバー」これがあれば、どこでも歴史ガイドの解説がはっきり聞こえます。さぁ、今日一日、楽しみですね!
上野出発のバスツアー、1箇所目は「行田市郷土博物館」に到着。ここはかつての忍城本丸跡に建設され、行田の歴史と文化について、古代~現在にいたるまでの貴重な資料が集まっています。
ここで、「阿部家22代当主・阿部正靖さん」が参加者をお出迎え。安政の改革を行った老中主席・阿部正弘の子孫であり、かつての忍城城主・阿部忠秋は分家として流れを同じくされる方です。
行田市郷土博物館の副館長と学芸員の方に館内を案内いただき、貴重な所蔵品の数々をはじめ、行田の歴史について解説いただきました。「忍城御三階櫓(やぐら)」の姿に、かつての関東7名城とうたわれた、忍城の姿へとおもいを馳せます。
旅をすると、お腹も減ります。今回のツアーの昼食はこちら!行田名産の足袋で財を築いた名士の邸宅を復元したという料亭はレトロで素敵な雰囲気。美味しいお料理がさらに美味しくいただけました。
さて、お腹がいっぱいになったら、ツアーの続きです。本ツアーは歴史ナビゲーター(ガイド)の解説があるので、歴史の知識がより一層深まります。皆様、熱心に聞き入っていらっしゃいました。
行田は古代遺跡でも有名。「丸墓山古墳群」を探訪。
ここから、石田三成が忍城の水攻めを指揮したという、壮大な古墳群。かなり急勾配、日頃の運動不足がたたりました…。
古代遺跡をめぐった後に、再び戦国時代へ。石田三成が築いたという「石田堤」を探訪。現在も約250Mほど残存しており、埼玉県指定史跡となっています。
場所を移動し、行田から川越へ。「川越城本丸御殿」は東日本唯一の本丸御殿遺構として、埼玉県指定有形文化財となっています。
入間県庁や入間郡公会所として利用されていたそうですが、とても趣があります。
中庭をのぞくと、まるで写真のように咲く紅葉がきれいです。四季折々の風景を楽しんでいたのでしょうか。
川越は人気スポットで、観光客がたくさんいらっしゃいました。川越市のシンボルでもある「時の鐘」は撮影する人が後をたちません。
小江戸と称される町並みは、レトロでおしゃれな雰囲気です。自由時間でお土産、何を買おうかまよっちゃいますね。
夕方になるとライトアップされる街は風情があって、素敵でした。ようやくツアーも終了。1日大変お疲れ様でした。
ガイドさんがいると、資料館も興味深いものになった。音声ガイドがよかった。
新たな発見の連続で、大変楽しい1日でした。ありがとうございました。
とても楽しく、夫婦の良い思い出になりました。ヒストリーガイドの方もとっても良かったです。
今回は、ツアーご参加いただき有難うございました。朝から晩まで、参加者の皆様と同行させていただきました。
阿部家22代当主のお話や、歴史ナビゲーターの解説を聞きながら、忍城から川越まで一緒に、「1日歴史探偵」の気分を味わいました。皆様が熱心に解説を聞いてくださっているのを見て、こういう企画を今後も計画したい決意を新たにいたしました。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
季節は12月、少し寒くはありましたが、天候は良く、絶好の散策日和となりました。参加者の皆様は、歴史に詳しい方、旅行が好きな方、様々いらっしゃいましたが、歴史ナビゲーター(ガイド)の解説はもちろん、阿部家当主のお話が直接、所縁ある土地で聞けたことに、他ではなかなか体験できないツアーだと喜んでいただけたようでした。ご参加いただき、まことにありがとうございました。